トルコ最大のビーチリゾート・アンタルヤからシリア国境の町・アンタキヤまで・・・
ロシアをはじめヨーロッパからの観光客に人気があるアンタルヤはトルコ・地中海地方の代表都市。市内以外にもベレッキ、ララ、ケメル、シデなどのリゾート地がアンタルヤ周辺に広がり、オール・インクルーシヴ(飲食料など全部込み)のデラックスホテルが海岸沿いに並んでいる。ローマ遺跡なども点在していて、特にアスペンドスの古代劇場遺跡は驚くほどほぼ完全な形で残っている。


アンタキヤ博物館のモザイク
アンタルヤの西にはオリンポスやファセリスがある。オリンポスでは遺跡のほかにキマエラにある「永遠の火」で有名である。オリンポスのビーチはエーゲ海ほどの細かい砂ではないが、海は大変きれいでシーズン中も混雑せず静かである。
アンタルヤ県の最西端にあるかわいらしい町・カシュからはケコヴァやウチュアウズなどへのボートツアーがある。透き通るようなきれいな入り江で一度は泳いでみたい。トルコに一番近い島・メイス島はここからのボートトリップでアクセスできる。
アンタルヤの東にはセルジューク時代の要塞があるアランヤがある。ここもビーチリゾートで有名だが、アンタルヤほど混雑していないこともあって、比較的ホテルの値段も安め。
シリフケとアンタキヤの間には、あまり観光客が訪れないが大変興味深いスポットがある。クズカレスィ周辺にはアダム・カヤラルと呼ばれるローマ時代に岩壁に掘られた像や、カンル・ディヴァーネにある小峡谷とカニテリス遺跡がある。トルコマニアだったら一度は訪れてみたい。


シデ付近の滝
メルシンとアダナの間に位置するタルススも古代から重要な町だった。ローマ帝国のキキリア州の首都であったほか、ローマ皇帝マルクス・アントニウスとクレオパトラはここで密会していたという。またキリスト教の使徒聖パウロはタルスス出身であった。
同じ地中海とはいえ、アラブ色の濃いアンタキヤの雰囲気は独特である。アラビア語をよく耳にすることもあり、ほかの地中海の町に比べると料理もなんだかスパイシーになった感じがする。アンタキヤで有名なキュネフェは是非試してみたい。