ペルゲ(Perge)

アンタリアから約15キロのところに位置する。トルコ語で現在ペルゲと呼ばれているが、古代名はぺルガ。ぺルガはパンフィリア地域の首都であった。紀元前12世紀に、北アナトリアからギリシャ人による大規模の移動が起こり、多くの移民は現在のアンタルヤの東にある平野へと定住した。この地は「部族の地」を意味するパンフィリアと呼ばれるようになり、次第にパンフィリアではぺルガ、シリヨン、アスペンドス、シデの4つの都市が発展するようになった。
ぺルガ自体は紀元前1000年ごろに、地中海を支配していた海賊から守るため海岸から20km内陸側に建設された。
紀元前546年にペルシア人によって支配されたが、約200年後の紀元前333年にはアレキサンダー大王によって支配された。その後セレウコス朝がパンフィリアを征服した時代には、ぺルガ出身の有名な数学者アポロニウス(紀元前262年―190年)が活躍した。アポロニウスはアルキメデスの弟子で、円錐曲線に関する8冊の本を書いた。
紀元前188年にぺルガはローマ帝国領となり、最盛期を迎えた。現在の遺跡のほとんどはこの時代に建てられたものである。ローマ帝国が滅亡した後も、ぺルガは定住地であり続けたが、セルジューク朝時代に廃墟となった。
聖パウロは聖バルナバとともにペルガを2度訪れたことが新約聖書にも記されている。
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