シディマ (Sidyma)

シディマはあまり知られていないリキア遺跡。遺跡の中にはドドゥルガ村があり、この村の建物には遺跡の断片が利用されていて面白い。
この遺跡についてはあまり詳しいことは知られていないが、古代時代の初期から定住が始まったと考えられている。とはいえ遺跡のほとんどはローマ時代のものである。
村の中心からさほど遠くないところに、神殿風の墓がある。花と女性の顔と思われるレリーフがあり、花は赤に塗られていた跡がある。
シディマにまつわる次のような言い伝えがある。ローマ皇帝マルキアヌスがまだ兵士であった頃、リキアで病気になりシディマの住人である兄弟によって介抱された。マルキアヌスは回復したのち、皇帝となった際この兄弟にリキア地方の高官に任命することを約束した。
現在ドドゥルガ村の住民は80人ほどで、観光客にも親切でフレンドリー。シディマには店がないため、水など前もって用意しておくのがよい。木製のスプーンなどお土産が売られているが、押し売りはしない。