シメナはポピュラーなリキア都市。ケコヴァはトルコ語で「タイムが豊富な地」の意味で、ケコヴァ島付近にあるカレキョイやウチュアウズ、3つの古代都市(シメナ・テイムサ・テルサーネ)を含む地域を指す。シメナとテイムサには大きなネクロポリス(墓場)があり、テルサーネはトルコ語で造船所の意で、実際に造船所の遺跡がある。テイムサは現在のウチュアウズで、地方のツアーボートはここから出発する。
ケコヴァ地域はその豊かな自然や歴史のため、1990年に特別保護地区に指定された。手作りのレースなどを売りつけようとするおばさんたちもいるが、村は平和な雰囲気。この地域の小さな湾は大変きれいで透明度が高く、泳ぐのに最適。
リキアの沈没都市であるシメナは古代の漁村だった。中世には聖ヨハネ騎士団の基地でもあった。当時シメナは本土と島から成っており、本土であったカレキョイには現在も要塞が残っていて、古代と中世が混ざり合った面白い構造となっている。リキア時代の要塞に聖ヨハネ騎士団が増築をしたもの。要塞の中にはリキア最小の古代劇場がある。カレキョイの東には海を見渡すところにネクロポリスがある。島は昔、シメナの住居地だったが2世紀の地震で半分沈んでしまった。古代の港も海の下に沈下している。
ウチュアウズ
ウチュアウズには多くのシーフードレストランやお土産店などがある。またここからはテイミウサ遺跡に歩いていくことができる。
テイミウサ遺跡にはミラ市民やキアネア市民の墓などがあり、この地域はこれらの2つの都市に属していたと考えられている。また紀元前4世紀に定住が始まったことを示す碑文もある。ネクロポリスのほとんどはローマ時代の墓である。