イスタンブルで最もモザイク画がよく保存されている博物館。4世紀に教会として建てられ、コンスタンティヌス大帝の城壁の外に立つため「城壁外の聖なる救世主の教会」「コラ(郊外の)教会」と呼ばれた。413年にテオドシウス2世によって建てられた城壁はこの教会をも城壁内に含めたため、その名は本来の意味を失った。オスマン朝のコンスタンティノープル支配後教会はモスクに変えられ、共和国設立後に博物館となった。
現在の建物自体は11世紀後半に立てられたが、その後も修復などが繰り返された。博物館内のモザイクは1320年以降のもので、聖母マリアやイエス・キリストや、この教会を建立したテオドルメトチテス自身が描かれている。教会内の拝廊にはキリストのアダムまでの先祖が描かれており、身廊には聖母マリアなどを描いた3つのモザイク画がある。キリストの死と復活をテーマにしたフレスコ画なども見ることができる。