大理石通り(Mermer Caddesi)

エフェス大劇場
もともとヘレニズム時代に建てられた劇場だが、クラウディウス帝の時代(34-41年)に建築着工された。その後ネロ帝(54-68年)とセプティムス・セヴェルス(193-211年)の時代に2階と3階の観客席ができ、25,000人収容可能となった。ヘレニズム時代に建てられたものは現在ほとんど残っておらず、完全にローマ劇場のスタイルである。

アゴラ
円形劇場の前にはアゴラ(マーケット)がある。柱で完全に囲まれていたアゴラへは図書館、劇場、港からの3つの入り口があった。アゴラの東側と南側の店舗は2階建てだった。ヘレニズム時代に建てられたが、3世紀にカラカラ帝の時代に再建築された。アゴラの中心には日時計を水時計があり、広場には有名な哲学者や政治家の像などがあった。

大理石通り
アウグストゥス帝の時代に独裁者スラの子孫だったメムミウス家によって作られた。4世紀には大きな噴水が北西側に建てられた。聖なる道とも呼ばれる。

売春宿への道を示す足跡
売春宿への道を示す足跡
モゼウスとミスリダテスの門
アゴラへの門は3つあるが、この門はそのうちでも最も壮大。アウグストゥスとその家族に奴隷のモザエウスとミスリダテスが捧げたもの。2人はアウグストゥスと彼の義理の息子であったアグリッパに仕えていたが、後に開放されエフェス市民となった。富を築いた二人は感謝の気持ちを込めてアウグストゥスにこの門を捧げた。

売春宿
ハドリアヌス神殿の後方にある。スコラスティカ浴場などとともにトロヤヌス帝時代(98-117年)に建てられ、4世紀に修築された。小さな部屋に分けられた2階建ての建物だったが、現在は2階の部分は残っていない。壁にはフレスコ画の跡がある。大理石通りにはこの売春宿を示す道しるべとして足跡と女性の絵が残っている。

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