アリアソスはピシディア古代都市で、アンタルヤから北へ約50km離れたところにある。廃墟となったヘレニズム時代の要塞のほかは、ほとんどがローマ・ビザンツ時代に建てられたものである。古代劇場やローマ浴場、ジムナシウムなどのほかに、全遺跡の4分の3を構成するネクロポリス(墓場)がある。ネクロポリスの墓のほとんどは、高い土台のうえにアーチつきの構造で、ピシディア式の特長が見られる。最も保存状態がよい遺跡は都市の入口にある門で、3つのアーチから成るために現地の住民には「ウチュカプ(3つの門)」と呼ばれている。
遺跡へは円柱が左右に立てられた街道を通って入る。この街道にはビザンツ時代に様々な建物が建てられたが、保存状態が悪いために何の目的で建てられたのかわかっていない。
アリアソスで発見された文献のほとんどは、ジムナシウムで行われた競技大会に関するものである。大会での優勝者を褒め称えるもので、紀元前3世紀初頭のものが多い。