
トルコってどんな国?
国民のほとんどがイスラーム教徒であるトルコは中東国のイメージがありますが、実は国の大部分がヨーロッパに一番近いアジアの大地・アナトリア(小アジア)に位置します。近隣諸国はギリシャ、ブルガリア、グルジア、アルメニア、イラン、イラクで、北は黒海、西はエーゲ海、南は地中海に囲まれています。スポーツなどの国際大会などではヨーロッパグループとして参加するトルコですが、念願のEU加盟にはまだまだ時間がかかりそうです。
古都・イスタンブルはヨーロッパとアジアを隔てるボスフォラス海峡にまたがっており、よく言われる「東西文化の分岐点」という言葉がまさにぴったりなエキゾチックな都市です。第一次大戦後、かつての大帝国であったオスマン帝国が崩壊しトルコ共和国が誕生すると、中央アナトリアの都市アンカラが新首都となりました。トルコ共和国建国の父はムスタファ・ケマル・アタテュルクで、公共施設には彼の銅像、会社には肖像画、トルコリラ紙幣にも全種類登場するなどトルコを旅すると必ず目にする人物です。
トルコの魅力のひとつはその大地で培われてきた長い歴史。ヒッタイト、アッシリア、ウラルトゥ、フリギア、リディアなどの古代王国から、ローマ、ビザンツ帝国、セルジューク朝、トゥルクメン首長国など、数々の王国の足跡がトルコ各地に残されています。現在トルコの人口のほとんどはイスラーム教スンナ派で構成されていますが、最初の教会はトルコに残されており、また初期キリスト教時代の言語・アラム語が進化したシリア語を話すシリア正教徒などもごくわずかですがトルコに現存します。
トルコ人自体は情に厚く、お世話好き。ほとんどが親日家ですが、出身国に関わらず大抵誰にも「一人の人間」として接します。トルコ人の政治思想や宗教観などは様々で、国全体のコンセンサスの形成は難しい問題ですが、トルコの外(つまり外国)が相手となるとトルコ人はすぐに団結します。みんな心底母国を愛しているのでしょう。サッカーの国際試合はまさにその一例です。
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トルコに関する基礎データ
国名:トルコ共和国
面積:780,580km2 (日本の約2倍)
人口:68,893,918人(2004年統計)
首都:アンカラ
大統領:アフメト・ネシデト・セゼル
首相:レジェップ・ターイップ・エルドアン(公正発展党)
公用語:トルコ語
宗教:イスラーム教(99%)、その他キリスト教、ユダヤ教など